「金田一を語る人」の今回のテーマは「【2023年版】地獄の傀儡師・高遠遙一とオリンポス12神の考察」です!金田一ファンの皆さん!ギリシャ神話に登場する「オリンポス12神」には様々な説がありますが、当チャンネルでは以前、これに関する予想や考察をアップしました。そして約2年後、公式本『金田一37歳の事件簿・公式ガイドブック』が発売され、その中でオリンポス12神について言及されていました。今回の動画では、以前の予想・考察に公式ガイドブックの内容を反映させた「2023年版」をお届けします。この先は、『金田一37歳の事件簿』の過去の事件をはじめ、金田一シリーズ全体のネタバレが含まれますので、ご視聴の際はご注意ください。【1】オリンポス12神とは?ギリシャ神話と『金田一37歳の事件簿』における「オリンポス12神」「オリンポス12神」とは、ギリシャ神話に登場する神々のうち、オリンポス山に住むと伝えられる神々のことです。一方、『金田一37歳の事件簿』の作中では、地獄の傀儡師・高遠遙一が、自身の関係者たちを指す呼称として用いています。高遠自身を「ゼウス」と例え、特定の人物にオリンポス12神の神名を授けています。オリンポス12神と高遠の目的彼らには高遠から、目的を達成するための「手法」が授けられています。しかし、真相編で高遠が知恵を授けたことを自ら明かしてしまうと、何らかの裁きが下されるようです。歌島リゾート事件の犯人、麻生早苗がその一例です。一方で、高遠が知恵を授けたことを明かさずに終わった場合、特に裁きが下された描写は見られません。函館異人館ホテル事件の岡倉純や、綾瀬の事件の小美野悠人がこれに該当します。【2】過去の犯人とオリンポス12神との関係(2023年版)高遠遙一が関与した3つの事件『金田一37歳の事件簿』において、これまでに高遠遙一が知恵を授けたとされる事件は以下の3つです。歌島リゾート殺人事件函館異人館ホテル殺人事件綾瀬連続殺人事件1. 歌島リゾート殺人事件 (アルテミス)犯人の麻生早苗は、高遠から「アルテミス」と呼ばれていました。アルテミスは「貞操」だけでなく、狩猟・森林・豊穣の女神ともいわれています。この点が事件のキーワードと重なっていると考えられます。狩猟: 麻生が保険金を目当てにしていた点が、獲物を狙う「狩猟」を連想させます。森林: 第一の事件の重要な場所である「チャペル」や「ヴィーナスの鐘」が、「森の奥」にあるように描かれていました。豊穣: トリックに重要な役割を果たした氷の上に置かれた「さまざまな種類の食べ物」が、「豊穣」をイメージさせます。2. 函館異人館ホテル殺人事件 (アポロン)犯人の岡倉純は、高遠から「アポロン」と呼ばれていました。アポロンは「芸能の神」だけでなく、予言・芸術・音楽・医療の神ともいわれています。この点も事件のキーワードと一致しているようです。芸能・芸術・音楽: 人気アイドル俳優という岡倉の設定や、高遠が彼に見出した「〇〇芸術」の素質と重なります。予言: 岡倉が自称していた「函館ウォーズ」の脚本家という設定は、「決められた未来」である台本を操ることから、「予言」に関連すると解釈できます。医療: 重要な人物である矢吹碧が入院していたことが「医療」のキーワードと重なります。さらに、公式ガイドブックによると、アルテミスとアポロンは「双子」という説もあるそうです。これは、金田一くんが岡倉に対して「麻生に似たケース」だと問い詰めたように、歌島リゾート事件と函館異人館ホテル事件の「類似性」を示していると考えられます。一方で、結末は対照的でした。アルテミスこと麻生早苗は、高遠から知恵を授けられたことを口にして裁きを受けました。アポロンこと岡倉純は、最後までその事実を口にしなかったため、特に裁きは下されませんでした。オリンポス12神と今後の展開これまでの3つの事件から、オリンポス12神が登場する事件には、神々の持つ「キーワードとの一致」が見られる可能性が高いと考えられます。高遠(ゼウス)と、これまでの3名を除く残り8名のキャラクターが、今後どのような事件で登場するのか、今後の展開に注目したいですね。【3】今後オリンポス12神が登場する事件の予想では、残り8名の登場する事件の予想です。 先ほどの繰り返しになりますが、私はギリシャ神話に関しては詳しくありません。 当チャンネルでの調査の限りになりますので、もしかしたら、ギリシャ神話に詳しい方からすると「それは違う」という解釈のものもあるかも知れません。 その際は、私のガラスのハートが砕けない程度に、ご指摘いただければ幸いです。 また、 「この神様は、こういうキーワードもあるんだよ」 という場合も、お気軽にコメントいただければ嬉しいです。 では。 残り8人の神が、どんな事件で登場するか。 その予想も兼ねて考察していきます。(1)アテナ公式ガイドブックによると、知恵と戦略の女神と言われているそうです。 また、当チャンネルの調査によれば、知恵・戦略以外に、工芸も司っているのだとか。 だとすると、例えば偏差値の高い学校や、コンサルティング会社などを舞台とするストーリーに登場するキャラクターが、この役を持つのでしょうか? あるいは「工芸」というキーワードを拾うならば、例えば絵画が登場する事件だとか。 「絵画」となると、もしかしたら怪盗紳士も絡んできたりして…、なんて、色々な想像をしてしまいます。(2)デメテル農耕・大地の女神と言われているそうです。 「農耕」というキーワードからして「食べ物を作る」あるいは「植物の栽培」などでしょうか。 また「大地」というキーワードから連想されるものとして「地面を掘る」という行動が、デメテルの登場する事件の鍵になるのかも知れません。(3)ポセイドンオリンポス12神の中でも「ポセイドン」の名前は、特に有名なものの1つかも知れませんね。 「海洋の神」と言われているのだそうです。 これに関しては「海洋」という範囲が少し広いので、かなり大雑把なイメージになりますが「無人島」または「船の上」などを舞台とするストーリーに登場するのでしょうか?(4)ヘラヘラは「婚姻の神」と言われています。 そして、ゼウスの妻でもあるのだそうです。 「ヘラ」といえば函館異人館ホテルの終盤で、事件の登場人物だった刈谷ユダに「情報に対する報酬」を送っていた描写がありました。 自由に行動できないゼウスこと高遠を大きく支えているのでしょうか? 公式ガイドブックで「連絡係」と言われているヘラは、その正体こそ明らかではありませんが、金田一ファンの読者の方々の間では、 「ヘラの正体は、速水玲香なのではないか…?」 という説があります。だとして、なぜ過去に高遠が関与していた誘拐事件の被害者でもある玲香ちゃんが、20年の時を超えて、高遠に関与するようになったのでしょうか? ちなみに、ヘラは先ほどの通り「婚姻の神」なんですよね。 登場する事件としては、「縁結びツアー」でもあった歌島リゾートの事件とは異なる趣旨で、例えば 「夫婦に関する恨みや復讐が動機となる事件」 あたりが、ヘラの登場する事件・ヘラの正体が明らかになる事件、ということでしょうか。(5)ヘスティアこちらは「家庭生活の神」と言われています。 「家庭生活…?」 分かりやすいようで、何だか抽象的な言葉ですね。 金田一少年の事件簿において何度かあった 「事件の関係者の一部が、実は生き別れた家族だった」 というストーリーのもとで、ヘスティアの正体が明らかになるという展開でしょうか?(6)ヘパイストス「炎の神」と言われています。 このヘパイストスの登場する事件を予想する場合、金田一少年の事件簿における「薔薇十字館」のように、炎を動機とするストーリーでしょうか。 それとも、ストーリー内で起こる事件の一部又は全部に、炎が関連するトリックが使われる、などでしょうか。(7)アレスアレスは「軍神(ぐんじん)」と呼ばれています。 当チャンネルの調査によると「戦争の災厄(やくさい)を司る」と言われているのだそうです。 そう考えた時、金田一少年の事件簿の中に、一部気になるストーリーがあるんです。 というのも、金田一少年の事件簿では何度かにわたって「戦争」をストーリーの背景に描いた事件があります。 金田一少年の事件簿の中での直近の事例としては、ドラマ化もされた「聖恋島」でしょうか。 また、初期の事件では「学園七不思議」も、戦争というキーワードが出てきますね。 だとすると、金田一37歳の事件簿においてアレスが登場する事件も 「戦争のころの影響で…」 のような前提から始まる事件で登場する人物が、この「アレス」となるのでしょうか?(8)アフロディテ「愛と美の女神」と言われている。 「愛と美…?」 その定義は様々ありますね。 特定の「これ」みたいな断定はできませんが、過去の事件に登場したキャラクターで言うならば、異人館村の五塔蘭や、魔神遺跡の宗像さつきのようなキャラクターが、このアフロディテの役を受け持つことになるのでしょうか?【4】チャンネル視聴者さんのコメント紹介さて。 ここで、以前に当チャンネルで公開した「オリンポス12神」に関する考察動画に寄せられたコメントを、一部ご紹介します。 「一番重要な存在である婚姻の女神ヘラはシングルマザーの森下桃香ではないかと予想しています!隣人なので金田一の職業を知っていてもおかしくないので。」なるほど。 歌島リゾートの事件の後に金田一くん達は、高遠が収容されている留置場のような場所にいきましたよね。 そこで高遠が久しぶりにあった金田一くんに対して「どこかの企業の主任でも?」と言っていました。 確かに、あの時の金田一くんを見て 「サラリーマンでもしているのかな?」 くらいなら、誰でも想像がつきそうです。 でも、金田一くんのあのシーンの情報量だけで、主任という役職まで察してしまうのは、少し無理がありそうに思いますね。 流石の高遠でも。 だとすると、そこには「金田一くんがとある企業で主任を務めていること」を知っている誰かが、高遠と通じ合っている可能性がありそうです。 そして、金田一くんが森下桃香の息子・走野(そうや)の遊び相手になってあげることも踏まえるならば、桃香が「金田一主任」のことを知っていても、特に違和感はありません。 先ほどは「ヘラ=速水玲香説」というのを挙げましたが、一方で「ヘラ=森下桃香説」も根強いようですね。続いてコメント紹介いきましょう。「玲香の兄小城拓也は本当に雪崩で亡くなったと思いますか?もし実は生きていてその後高遠との接触があったみたいな展開になるのなら、オリンポス十二神の一翼を担い金田一への復讐の機会を狙うんじゃないかなと思いました。」なるほど。 まず、小城はタロット山荘の事件で亡くなったと思います。 彼が仮に生き残っていたとしても、金田一くんい恨みや復讐の思いを持っている可能性は考えづらいと思います。 タロット山荘の事件では、小城のやったことは許されないとしても、根底にあった思いは、 「実の妹・速水玲香の幸せを願う」 というものだったと思います。 金田一くんと玲香ちゃんは恋愛関係には、なかったかも知れません。 でも、だとしても、小城が金田一くんを恨むような未来は、起こり得ないと思います。 唯一、あり得るとしたら、小城がタロット山荘の事件後に、記憶を失った状態で生きていて、そこで高遠に色々と吹き込まれたとか。 それで、小城が玲香ちゃんの実の兄だと認識できたとして。 なおかつ、金田一くんが「もう謎を解きたくない」と思うようになった出来事が、玲香ちゃんに関する出来事だったといいますからね。 その関係で、高遠から小城へ、 「金田一一は、小城の妹・速水玲香に悲しい思いをさせた」 みたいにして吹き込めば、小城から金田一くんへ復讐の思いが芽生える可能性は(一応)あるかと思います。 でも、だとしてもタロット山荘で小城が亡くなっていない事が大前提になりますので、現状はちょっと難しいかなと思います。 「森下親子も走野が高遠に似た感じの容姿なので実の妻子である可能性もあります。」なるほど、これは興味深いです! だとすると、つまり森下桃香と高遠遙一との間の子供が、森下走野ということですね? 可能性は「ない」とは言えませんし、確かに走野を見てみると、高遠っぽい見た目に見えなくもありません。 森下親子に関しては、金田一37歳の事件簿に登場して、 「あぁ、レギュラーキャラになるのかな?」 と思いきや、タワマンマダム以降、なかなか見かけません…。 ここは、今後の森下親子の登場に期待しながら、見守りたいと思います。