今回のテーマは、「【金田一少年の事件簿&37歳の事件簿】速水玲香誘拐●人事件から考える「速水玲香の実の母親は三田村圭子」説」です。金田一ファンの皆さん! 読者の方々の間で、こういう説があるのをご存知でしょうか? 「速水玲香の実の母親は、彼女の誘拐事件に登場した女優・三田村圭子ではないか?」マガジンでの連載初期の、いわゆる「Fileシリーズ」から読まれている読者の皆さんの間では、知られている話ですよね? 今回は、速水玲香誘拐の事件での「誘拐以外での大きな注目ポイント」といえる、玲香ちゃんと三田村圭子との関係についてのお話です。 読者の方々の間での 「三田村圭子こそ玲香ちゃんの実の母親なのではないか?」 という説は、当チャンネルでも「可能性あり」と考えています。 そのあたり、少し掘り下げていきます。本題〜三田村圭子について〜では、まずは三田村圭子というキャラクターに関して、みていきましょう! 三田村圭子は、金田一くん達の世界における芸能界で、ドラマの監督もビビってしまうほどのベテラン女優のようでした。 「金田一少年の事件簿」の世界では45歳なので、仮に「金田一37歳の事件簿」の世界で健在ならば65歳、そして「金田一パパの事件簿」の世界では72歳という計算になります。三田村圭子の振る舞いは、気の強さを感じさせるものもありました。 三田村と共演した時代劇ドラマの撮影で、急遽エキストラで出演した美雪ちゃんに嫉妬して張り合おうとする玲香ちゃん。 その玲香ちゃんの態度を叱るために、なんと共演者達の前で容赦無くビンタをかました三田村でした。 さらに、玲香ちゃんを預かってタレントとして育てていた当時の玲香ちゃんの所属事務所の社長・鏑木葉子に対して 「甘やかし過ぎ」 と主張しました。 でもその一方で、鏑木は三田村の過去について、こんなふうに言っていましたね。そーゆーあんただって昔は結構なもんだったわよ? (金田一少年の事件簿「速水玲香誘拐●人事件」より)マガジン連載当時など「この事件の真相が明かされる前」という段階でこのシーンを見れば、事務所の社長が所属タレントを守るような発言にも見えます。 あるいは、 「この事件の動機に関わる過去の出来事か何かかな?」 と思った方も、いたのではないでしょうか? この、鏑木と三田村のシーン。見方を変えれば「10代後半くらいの三田村」は、玲香ちゃんと似ていたのだと考えられないでしょうか? 三田村から玲香ちゃんへのビンタにしろ、その日の撮影終わりの説教じみた 「ワガママだとこの世界でやっていけなくなる」 という趣旨の一言にしろ、余計なお世話と言えなくもありません。 ただ見方によっては 「母親を名乗れないながらも、せめてもの愛情として言っていた」 と捉えることも、できるのではないでしょうか? だからこそ…、と言えば良いか、この時点での三田村は、鏑木との養子縁組が決まりかけていた玲香ちゃんに対して、例えようのない思いを抱えていたのかも知れません。ほかにも。ドラマの共演者だという理由だけで玲香ちゃんの身代金1億円を用意したり。 東京から離れた場所で入院していた玲香ちゃんの様子を見にきたばかりか、慣れない料理というのをモロに出しながらも、明太子のおにぎりを作っていってあげたり。 いずれも断定できる根拠にはなり得ないとしても 「三田村圭子が玲香ちゃんの実の母親だとしても、驚きはない」 と言えるくらいの状況は、速水玲香誘拐の事件だけでも十分そろっていたと考えられます。この事件のラストでの、金田一くんからの 「実の娘だから、やってあげたのでは?」 という趣旨の質問に対して「大はずれ」とは言いつつも、三田村はプロの女優です。 気持ちを偽っていた可能性は考えられますし、その直後に三田村は、 「女優であるために犠牲も大きかったけれど後悔していない」 という返答をしていましたよね?本当に玲香ちゃんの母親でないなら、三田村は「大はずれ」とだけ言って話を終わりにすれば良いはずです。 「後悔はしていない」 という発言をしたこと自体、玲香ちゃんとの悲しい別れがあったことを暗に認めているようにも解釈できるのではないでしょうか?