「金田一を語る人」の今回のテーマは、 「七瀬美雪は『金田一37歳の事件簿』の世界でどんな人生を送っているのか?」 です。🚨注意🚨この謎は2024年までに「金田一37歳の事件簿」のストーリー内で判明しました。ここでは「殺人二十面相」までのストーリーを踏まえての考察としてご紹介します。金田一ファンの皆さん!2018年から「金田一37歳の事件簿」の連載が開始されて、金田一シリーズの舞台は、金田一くんが大人になった世界をメインに描かれるようになりました。そこには、ブラック企業の主任として働く金田一くんのほか、大人になった佐木くんやフミちゃんなども登場してきました。 さらに、年齢を重ねてそれぞれ新たな立場で人生を送る剣持のオッサンや明智「元」警視も描かれましたね。でも! 数々あるキャラクターの中で、2023年3月時点でいまだに「金田一37歳の事件簿」描かれていないキャラクターがいます。 中でも最たる例は、この人でしょう。「七瀬美雪」金田一シリーズが誇るヒロインが、いまだに37歳の世界には登場していないのが現状です。 そこで!今回の動画では、美雪ちゃんにフォーカスを当てて考えてみます。 金田一くんの幼馴染の美雪ちゃんは「金田一37歳の事件簿」の世界では、同様に37歳。 自身の価値観を押し付けてはいけませんが、世間を見渡す限りでは、37歳ならば、お仕事ではある程度の経験・実績を重ねて、役職に就いている方もいるでしょう。 実際の美雪ちゃんも、佐木くんたちいわく、航空会社の「チーフパーサー」をやっているとのことです。また!金田一ファンの方々にとって、この点も関心事ではないでしょうか?「美雪ちゃんは、金田一くんと結婚しているのかな?」コレを受けて、「いやいや、金田一37歳の事件簿の世界で、金田一くんの自宅は明かされてるでしょ!」「そこでの生活感からして、美雪ちゃんと結婚してないんじゃない?」いやいや、ちょっと待ってください。「金田一くんの普段暮らし」に関する部分は、大きな異論はありません。ただ、当チャンネルでは色々な説を考えています。今回は、その辺りも考えてみましょう!【1】そもそも七瀬美雪は健在なのか?まず根本的な疑問として、「七瀬美雪は生きているのか?」という点があります。今回の動画を出すきっかけとなったのは、休刊となった『イブニング』本誌で告知された「金田一37歳の事件簿」に関する情報です。そこには、なんと七瀬美雪ちゃんの登場を示唆する告知が掲載されていました。その文章はこうです。「ついに登場…… 七瀬美雪37歳!!」(イブニング2023年2月28日発売号より引用)ファンにとってこれは衝撃的なお知らせでした。金田一くんとの関係がどうなっているのか、「早く知りたい」という気持ちと同時に、「まだ知りたくない」という気持ちが入り混じる、複雑な心境を抱いた人も多かったと思います。ただ、この表現を素直に受け取るならば、少なくとも美雪ちゃんは「37歳を迎えている」ということになります。つまり、『金田一少年の事件簿』の時代から数年以内に亡くなっていた可能性は否定されるわけです。もし仮に、美雪ちゃんが亡くなっているとすれば、それは「ごく最近の出来事」ということになります。しかし、当チャンネルとしてはその可能性は低いと考えています。その根拠のひとつが、金田一くんと美雪ちゃんの間で交わされるメッセージアプリ「ライソ」でのやり取りです。金田一くんが他の女性キャラとメッセージしている最中、絶妙なタイミングで美雪ちゃんからの通知が入り、会話が割り込むように展開する場面が何度もありました。このことから、一部のファンの間では「これって実はbotなんじゃないの?」という説まで流れたほどです。一部のファンの間では、次のような説が語られてきました。「美雪ちゃんはすでに亡くなっている。しかし金田一くんの状況に応じて、自動プログラムのような仕組みで、あらかじめ用意された様々なパターンのメッセージが届くようになっているのではないか?」というものです。当チャンネルでも一時期はこの可能性を考えましたが、最終的には可能性は低いと判断しました。その理由は二つあります。金田一くんのリアクションが毎回新鮮であること。もしプログラムで自動的に送信されているのなら、金田一くんの受け止め方があまりに自然すぎるのです。そのような仕組みを設定していること自体が、あまりに悲しすぎる。金田一くんの人生にとって、それはあまりに過酷でやりきれない設定でしょう。特に「金田一くんが謎を解きたくなくなった出来事=七瀬美雪の死」と結びつける説もありましたが、これには大きな矛盾があります。なぜなら、金田一くんは「謎を解きたくなくなった出来事」に関しては語りたがらない一方で、美雪ちゃんからのメッセージを受け取っている。もし彼女がその出来事で亡くなっていたのなら、この行動は明らかに不自然だからです。したがって、少なくとも「金田一くんが謎を解きたくなくなった出来事」で美雪ちゃんが亡くなったとは考えにくいのです。結論として、さまざまな可能性を検討した結果、やはり 「七瀬美雪は少なくとも死んでいない」 と言えるのではないでしょうか。【2】七瀬美雪37歳の日常とは?次に注目したいのは、37歳となった美雪ちゃんの日常生活です。とはいえ、『金田一37歳の事件簿』本編での美雪ちゃんの登場は、過去の回想シーンを除けば、金田一くんのスマホに届く「ライソ」のメッセージだけ。(完全に余談ですが、「ライソ」というアプリが『金田一少年の事件簿R』の頃から登場していて、37歳の時代でも引き続き使われているのには驚きました。現実の“あの黄緑色のアプリ”も、これくらい長期的に存在感を示していくのでしょうか…?)さて、美雪ちゃんの日常を断定できる材料はほとんどありません。ですが、過去の描写から推理・推測することは可能だと思います。例えば、『金田一37歳の事件簿』第1話。歌島リゾートの事件へ向かう前に描かれた、金田一くんの自宅アパートの様子です。そこでは、部屋の中が散らかっている描写がありました。『金田一少年の事件簿』の「狐火流し」などでは、美雪ちゃんが金田一くんの片付けを手伝っていたことを思い出します。そう考えると、「美雪ちゃんは金田一くんの自宅に、少なくとも日常的には出入りしていない」 と言えるのではないでしょうか。もちろん、このシーンだけで「まったく出入りしていない」とも「結婚していない」とも断定はできません。ただ、かつては金田一くんのだらしない部分を支えていた美雪ちゃんが、大人になった彼のアパートに頻繁に足を運んでいるようには見えない…そうも考えられるのです。では、金田一くんと美雪ちゃんは結婚していないのでしょうか?「いや、どう見ても金田一くんは一人暮らしでしょ?」そんな意見も予想できますし、私自身も基本的には「金田一くんは普段ひとり暮らしをしている」と思います。けれども――だからといって、すぐに「結婚していない」とは言い切れないのではないでしょうか。当チャンネルとしては、そこにわずかながら残された可能性について考えてみたいと思います。その上で導き出したのが、次のお話です!【3】すでに結婚?七瀬美雪が選んだ幸せとはこれまでのお話の続きとして触れておきたいのが、37歳になった美雪ちゃんの「結婚」に関することです。まず結論を述べる前に断っておくと、ここからのお話は 「金田一くんと美雪ちゃんは結婚している」 という方向での考察になります。「え?でも金田一くんって、アパートで一人暮らししてるじゃん!結婚してないでしょ?」――そう思う方も多いはずです。しかし、あのアパートでの暮らしは、金田一くん37歳の生活の「一部」に過ぎないとしたらどうでしょうか?そこで出てくるのが今回の結論!当チャンネルとしての予想は――金田一一(37)と七瀬美雪(37)は、週末婚の状態である!ただし補足があります。美雪ちゃんはチーフパーサーという仕事柄、土日祝に必ず休めるわけではないため、厳密には「週末」とは限りません。ですが「普段の多くを別々に暮らし、残りの時間を共に過ごす」という点では、一般的に使われる「週末婚」という言葉のイメージから大きく外れないので、ここではその表現を採用しました。つまり――『金田一37歳の事件簿』で描かれてきたアパートは、美雪ちゃんと離れて過ごす「普段の生活空間」。一方で、美雪ちゃんが国内にいて2人で会えるときは、別の場所で一緒に過ごしている。さらに! 金田一くんは、その「週末婚」という状況を、仲の良い友人にさえほとんど明かしていないのではないか――。今回は、そんな考察をしていきたいと思います。ここからは、金田一くんと美雪ちゃんが「週末婚状態」にあると考える根拠を紹介していきましょう。(根拠1)話題を避けていること最初の根拠として挙げたいのは、金田一くんが美雪ちゃんの話題を避けたがっている点です。その最たる例が、「タワマンマダムの事件」での場面でした。事件が解決し、物語も締めくくられるタイミングで、高校の先輩でもある真壁刑事から美雪ちゃんのことを話題にされた金田一くん。ところが彼は、「その話はやめておいて」という趣旨で、何も語らずに話題を避けていました。この態度には二つの可能性が考えられます。真壁刑事には言えない事情があるから。真壁には話せるけれど、漫画の演出上、読者には明かせないため。いずれにせよ、金田一くんは「話そうと思えば話せるが、積極的には語りたくない」という姿勢を取っているように見えます。もしここに「金田一くんと美雪ちゃんが週末婚である」という事実、さらに「何らかの理由で言いたくない状況にある」という事情が加わるのだとしたら……どうでしょうか。この態度も、より納得できるものになるのではないでしょうか。(根拠2)金田一くんを気に掛けるメッセージ二つ目の根拠は、メッセージアプリ「ライソ」で金田一くん宛に届く、美雪ちゃんからのメッセージです。先ほども触れた通り、美雪ちゃんは37歳の時点で亡くなっておらず、健在であることが前提になります。そうである以上、ライソで送られてくるメッセージは、美雪ちゃん本人から送られていると考えるのが自然でしょう。ここで一度立ち止まって考えてみます。金田一くんも美雪ちゃんも37歳。もし仮に二人が独身だとして――。いくら幼なじみとはいえ、そして「はじめちゃんが心配」という理由があったとしても、37歳の大人が互いに日常的にメッセージを送り合うでしょうか?さらに想像したくはありませんが、仮に美雪ちゃんが別の男性と結婚していたとしたら、なおさら疑問が残ります。皆さん自身のケースに置き換えてみてください。自分以外の相手と結婚している異性の幼なじみが、頻繁にメッセージを送ってくる――そんな状況が現実的にあるでしょうか?異性である以上、旦那さんや奥さん、あるいは交際相手に誤解を与えるリスクも高い。そこにメリットはほとんど見いだせません。このことから、少なくとも「二人のやり取りには一切の障壁がない関係」であると考えられます。言い換えると、美雪ちゃんが金田一くん以外の誰かと結婚している可能性は、限りなくゼロに近いのではないでしょうか。(根拠3)起床時のアラーム音次に挙げたいのは、金田一くんのスマホにセットされている「起床時のアラーム音」です。「金田一37歳の事件簿」コミックス第1巻・第1話を読み返していただきたいのですが、物語は金田一くんが朝起きるシーンから始まります。危うく寝坊しそうになっていた金田一くんは、スマホのアラーム音で目を覚ましますが、その音声がなんと――「美雪ちゃんの声」しかも「はじめちゃん、起きて」という趣旨のボイスメッセージだったのです。これは根拠その2のライソでのやり取り以上に、強く特殊性を帯びた事実だと言えます。仮に美雪ちゃんが別の誰かと結婚していたとしたら、37歳の大人がその既婚者の声をアラームに設定するでしょうか?正直なところ、強い違和感を覚えます。自分に置き換えてみても、どれだけ仲の良い友人であったとしても、相手が他の人と結婚していて、その人の「朝だよ、起きて」という音声を毎朝のアラームに使う……これはまず考えられません。百歩譲って「自分の母親の声なら」と言えなくもないですが、それでも現実的には微妙です。(いや、分からないかも…どっちやねん!)それにも関わらず、金田一くんは美雪ちゃんの声を、日常の目覚まし音として設定している。このことからもやはり、 「37歳になってもなお、二人の関係に障壁がない」 と言えるのではないでしょうか。(根拠4)描かれていない休日ここまでの根拠だけでも、「美雪ちゃんが金田一くん以外と結婚していない」ことを示すには十分かもしれません。ですが、「金田一くんと美雪ちゃんが結婚している」と言うためには、もう少し“金田一くん側の理由”が必要です。そこで最後の根拠となるのが――「大人になった金田一くんの休日が、まだ描かれていない」 という点です。「金田一少年の事件簿」では、部活動、学校行事、夏休み、校外イベントなど、さまざまなシチュエーションでの事件が描かれてきました。しかし「金田一37歳の事件簿」では、その多くが金田一くんの「仕事中」に起こった事件ばかりです。唯一、業務外と言える「タワマンマダムの事件」も、有給休暇を取得した日の出来事であり、厳密には「本来の休日」とは呼べません。この事実をどう解釈するか――。もしこれが「37歳の金田一くんの休日」をあえて描いていないのだとしたら?その理由のひとつとして考えられるのは、「休日の金田一くん」が美雪ちゃんと過ごしているからではないでしょうか。ただし、これまでの描写から推測する限り、金田一くんは美雪ちゃんとの関係を積極的に明かしたくない様子も見受けられます。では、なぜ彼はその関係を語らないのか。なぜ、週末婚だとすればアパートに一人で暮らしているのか。――そこにはまだ謎が残ります。ですが「過去に描かれた事実」だけでなく、「あえて描かれていない部分」にも目を向けて考えてみると、二人が週末婚状態にある可能性は、決して否定できないのではないでしょうか。【4】七瀬美雪が知る金田一一の秘密最後は、金田一くん目線からのお話です。「金田一少年の事件簿」から「金田一37歳の事件簿」に世界が移ったとき、多くの読者が抱いた疑問は、「金田一くんが、なぜ“もう謎を解きたくない”と考えるようになったのか?」という点ではないでしょうか。この問いに対して金田一くんは、その詳細を明かさないまでも、美雪ちゃんに語りかけるように、ある独り言を残しています。「美雪なら、分かってくれるよな…?」――そう、彼は心の中でつぶやいていたのです。つまり、金田一くんが“もう謎を解きたくない”と考えるきっかけとなった出来事は、速水玲香ちゃんに関わること。それはほぼ確定的であり、その詳細を美雪ちゃんも把握していると考えられます。では、ここから先はあくまで「予想」の領域になります。もし金田一くんと美雪ちゃんが「週末婚」状態にあるのだとして、なぜその事実を周囲に明かせないのでしょうか?例えば――。金田一くんは「少年時代」から数々の難事件を解決してきました。その過程で、警視庁やミステリ作家、さらには公務員の家族など、限られた範囲とはいえさまざまな立場の人たちの間で「有名人」となってしまっています。もしも彼が結婚していることを公にした場合、美雪ちゃん自身にも少なからずリスクやマイナスの影響が及ぶ可能性がある――。そうした事情が背景にあると考えることはできないでしょうか。もちろん、この点についてはまだ様々な憶測が可能です。だからこそ――。2023年春、ついに連載が再開される『金田一37歳の事件簿』で、新たな情報が提示されることを楽しみに待ちたいと思います。いかがでしょうか?皆さんは「金田一37歳の事件簿」における七瀬美雪ちゃんの立ち位置について、どのように考えますか?ぜひご意見やご感想をお聞かせいただければ嬉しいです。