いつもご視聴いただき、ありがとうございます!今回の動画のテーマは「金田一少年の事件簿の歴代すごいトリックTop10」というものです。実は先日、金田一少年の事件簿や金田一37歳の事件簿などの動画を発信されている「小鳥遊 優の推理 ゲームチャンネル(小鳥遊チャンネル)」様からコラボの依頼をいただきました。コラボといってもお互いの動画に出演するという形ではなく、小鳥遊チャンネルさんで実施された「視聴者と選ぶ金田一ランキング」で、2021年の夏に「投票のご依頼」と「投票結果に対するコメントのご依頼」をいただいたのがきっかけでした。詳細は、小鳥遊チャンネルさんの動画のURLをご覧いただくとして、私は全3回のシリーズのうち3回すべてに投票をしました。 また、第1回の「犯人ランキング」と第3回の「トリックランキング」にコメントを送らせていただきました。 こちらの動画では、そちらのコメント以外に、私が投票した1位から10位のキャラクターおよび選定理由を、当チャンネルで初公開します!なお、印象に残った「トリック」のご紹介なので、この先はネタバレを多く含んでいます。 この先をご覧になるかどうかは、どうか自己責任でお願いします。ご覧いただける場合は、ぜひ最後の第1位の発表までご視聴いただければ嬉しいです。よろしくお願いします!では、さっそくいきましょう!【第10位】ラベンダーの香りで蒲生の居場所を錯覚させたトリック(怪盗紳士) 蒲生にラベンダー荘にいると錯覚させ、本当は車のトランクに閉じ込められていたというトリックです。その錯覚を成立させるために使われたのがラベンダーの香りであり、なぜ「香り」に頼らざるを得なかったのかについては、ちょっとYouTubeでは口にできないほどの理由があります。アニメ版では「目の周りに粘着物がついていたため、ガムテープのようなもので目を覆われていたのだろう」という程度にまとめられていました。しかし「思い出すのが怖い」という点で、私の中では第10位に位置づけています。【第9位】ドアノブを使って泥の道に足跡を付けずに通ったトリック(金田一少年の殺人) 金田一少年の事件簿の初期のころに登場した「足跡をつけない」系のトリックの中では、特に印象的だったものです。部屋から部屋へと移動するだけならまだしも、1つの建物を超えてさらに渡っていくためには「ある内線電話」をかける必要がありました。その絶妙なタイミングは、単にドアを渡るというよりも「綱渡り」に近い緊張感を感じさせます。また、このトリックは雨の日でなければ成立しなかったものであり、逆に言えば雨の日だからこそ真犯人はアリバイを確保できたのではないかと思います。【第8位】玲香ちゃんを丸一日眠らせていたトリック(速水玲香誘拐) 一通りの時系列が辻褄よく整理されているように見えた事件でした。しかし、誰にもアリバイがあるように見える中で「仮に玲香ちゃんがもう1日眠っていたとしたら…?」という意外な視点を持つことで、犯人のアリバイが崩れていきました。密室のような特殊な仕掛けではなく、「誰がどう行動したか」という点に着目することで見えてくるトリックだったと言えるでしょう。【第7位】ジェントル山神の死体移動トリック(魔術列車) あの高遠遙一が最初に見せつけてきたトリックといえるのが、この事件でした。魔術列車の中で一度、山神の姿を見せておいてから一旦姿を消し、その後ホテルで再び姿を現すという離れ業を、彼はいったいどのようにやり遂げたのでしょうか。そして真相編では、高遠が刑事たちの目の前で、とんでもなく大胆なことをやっていた事実が明らかになりました。【第6位】合わせ扉の間のどんでん返しのトリック(飛騨からくり屋敷) 金田一くんにとっては、態度の大きかった巽龍之介を驚かせることもできたのではないでしょうか。このトリックを思いついた当時には、前提として「事件に関わっている人物は1人ではない」という点に気づいていたからこそ発想できたのだと思われます。また、事件が発生したことによる焦りや慌ただしさの中で、どんでん返しのように2人が入れ違う際の音も、気にならなかったのかもしれません。 【第5位】燃えた地図の空白補完効果(天草財宝) 天草財宝伝説の事件で使われたのは、まさに「アリバイトリック」と呼ぶべき仕掛けでした。回り込むことも追い越すこともできない細い道で、犯人はいったいどのようにしてターゲットを狙ったのでしょうか。その背景には、「資料の入ったカバンが燃えていた」という出来事がありました。「資料が少し焦げていても仕方がない」という思い込みがあったからこそ、このトリックが成立したのかもしれません。トリック自体は心理効果を応用したシンプルなものですが、だからこそ強い印象を残しています。そしてこの仕掛けは、のちに雪霊伝説の事件の冒頭でも、別の場面で応用されることになりました。【第4位】氷橋(雪夜叉伝説) 金田一少年の事件簿の中でも、屈指のインパクトを誇るトリックのひとつが「氷の橋」です。干し草やロープ、雪を組み合わせて橋を作り上げるという意外性、そしてそこに車が実際に乗れてしまうという衝撃度は、強く記憶に残ります。私はこのトリックを、KinKi Kids(DOMOTO)の堂本剛くん主演のドラマで初めて目にしましたが、ワゴン車がその氷橋に乗れてしまった場面には大きな驚きを感じました。雪夜叉伝説の事件の犯人は、この氷橋を利用することで移動時間を大幅に短縮し、鉄壁のアリバイを手に入れたのです。【第3位】深森蛍の部屋のスズの扉を溶かして侵入したトリック(錬金術) 「もう鍵を閉めてても意味ないじゃん!」と、コミックスを読みながらつぶやいたのを今でも覚えています。金田一少年の事件簿には数多くの密室トリックが登場しました。窓や扉の鍵の扱い方や、部屋の位置関係を錯覚させるもの、さらには鍵そのものをすり替えるものまで、実に多彩でした。その中でも、このトリックは「扉の板」がポイントになっていたという意味で、私にとっては完全な盲点でした。この仕掛けを理解したうえで物語を読み進めると、なぜ深森にスズの部屋が当てられたのかという点にも納得できるのではないでしょうか。【第2位】雲沢なつきのコテージごと消したトリック(雪鬼伝説) 第1の事件が発生したという確認が、真相解決の段階になってようやく行われたのが印象的でした。かなりの時間差があったトリックという点でも強く記憶に残ります。雲沢の「来ないで!」というセリフからは、雪鬼がコテージに襲ってきたのだと思わせられましたが、よく考えると雪鬼の衣装もシルエットも描かれていなかったのは「言われてみれば」不思議な点でした。さらに、発見されたときの雲沢の様子からすると、このトリックは彼を相当に苦しめたのではないかと感じました。【第1位】美雪ちゃんの血液を抜いてエレベーターで運んだトリック(吸血鬼伝説) これを読んだ少し後、病院の健康診断で採血をしたのですが、とても怖かった記憶があります。犯人にとっては、ペンションの構造を理解したうえで「見届け役」を猫間から美雪ちゃんに変えることは想定内だったとしても、食べたものなどによる体重変動までは想定外だったのでしょう。そんなときに犯人が取った「苦肉の策」としての行動が、この非常にゾッとするトリックでした。読んだ後のインパクト、つまり「記憶の引きずり方」が、私にとっては最も大きなトリックだったと言えます。いかがでしょうか? 皆さんは、金田一少年の事件簿・金田一37歳の事件簿の中で、印象に残ったトリックをあげるなら、誰でしょうか?また、今回の企画にご招待くださった「小鳥遊チャンネル」さま、改めましてありがとうございました!