「金田一を語る人」の今回のテーマは「【地獄の傀儡師】高遠遙一が登場した事件まとめ」です。金田一ファンの皆さん!これまで金田一シリーズの漫画を読んでいて、「この事件の犯人、高遠と関わっているんじゃないかな?」とか、「次の事件、高遠が登場するんじゃないかな…?」と、ハラハラした経験は無いでしょうか?私はあります。毎回!今回の動画では、金田一くんの最強のライバルと言って差し支えない、地獄の傀儡師・高遠遙一がこれまでに関与してきた事件を、まとめ形式でご紹介していきます。基本的に長編が多いのですが、一部で「番外編」として、短編やスピンオフの「あの事件」もご紹介します。なお、今回の動画は、これまでの金田一少年の事件簿・金田一37歳の事件簿の事件のネタバレを含んでいますので、あらかじめご了承ください。【1】第1期(FILEシリーズ&CASEシリーズ)の登場事件[魔術列車殺人事件]まずはこちら、高遠遙一の(連載順における)初登場となった事件「魔術列車」です。ある日、明智警視が金田一くんに持ってきたお話が、寝台特急「銀流星(ぎんりゅうせい)1号」に乗っていく北海道・死骨ヶ原への旅でした。 幻想魔術団のマネージャーとして登場した高遠はこの先、どんな展開を経ていくのでしょうか…?この事件自体も、金田一ファンの皆さんにとって印象深いトリックの数々だったのではないでしょうか? 何度も登場して強烈な印象を与えてきた「薔薇」のキーワード。 列車からホテルへの死体移動トリック。 そして、第3の事件の部屋から消えていた「あるもの」が、犯人につながる大きなポイントとなるのでした。[速水玲香誘拐殺人事件]続いては、玲香ちゃんの誘拐に金田一くんが巻き込まれた、この事件です。元々ある日、玲香ちゃんのお仕事をアルバイトとして手伝っていた金田一くん。 タロット山荘の事件以来、身寄りのなかった玲香ちゃんに、この当時の新たな所属事務所の社長・鏑木葉子は「ある話」を持ちかけていました。 ついに「母親」ができると喜ぶ玲香ちゃん。 その一方で周囲では、不穏な空気が流れていた…という事件でしたね。 ボイスチェンジャーを使って玲香ちゃんたちの前に現れた「道化人形」と呼ばれる犯人。 そして、身代金の引き渡し役に指名された金田一くんに降りかかった、数々の災難。そんな事件の謎を解く鍵は、時系列を整理して見えてくる「ある真実」でした。さらに、この事件のラストには「玲香ちゃんの過去」を感じさせるような不思議な描写もありながら、その真相は「金田一37歳の事件簿」が完結を迎えた2024年の時点でも、まだ詳細には明らかになっていません。このあたりの真相が明かされる瞬間と、高遠遙一の存在には、何か関係があるのでしょうか…?[露西亜人形殺人事件]知人のライター、いつき陽介の依頼として出版社に向かったところ、編集者・宝田光二から持ちかけられたのは「遺産相続」の話。 話を聞いてみると、この宝田、妙に落ち着かないそぶりを見せていました。後日、宝田の依頼で遺産相続人候補に向けたゲームに参加することになった金田一くんたち。 その会場となる露西亜館での出来事に、金田一くんは例えようのない不吉な思いを抱えていたところ、そこに奇術師「スカーレット・ローゼス」として紛れ込んでいたのが、高遠遙一だったのでした。この事件は、高遠遙一が犯人に知恵を授けて…、という形式ではなく、高遠さえも最初は知らなかった犯人のトリックを、金田一くんとどちらが先に解くかという、 「謎解き勝負」 の形で展開されていきました。 高遠はこのとき、犯人の側に着くのではなく、自身の立場を支えてくれた挿絵画家・幽月来夢の頼みを聞いてのものでしたね。 ロシア人形になぞらえて「見立て」の事件が起こる理由は何だったのか? そして、密室トリックのポイントになりうるマスターキーが、やたらに厳重すぎる状況!この中で金田一くんは、高遠より先に犯人を見つけ出して、高遠の刃から犯人を守ることができるのでしょうか…?[金田一少年の決死行]こちらは「金田一少年の事件簿」のFILEシリーズ・CASEシリーズと連載としてきた中での最後の事件でした。 なので、初期から読み進めてきた読者の方々にとっては、この決死行の終わりをもって一度は、 「あぁ…、金田一少年の事件簿終わっちゃったのか…」 という気持ちになった方も、いらっしゃったかも知れません。この決死行の事件は、コミックスだと冒頭いきなり恐怖を煽る描写から始まりましたね。 のちに「その場所」で高遠が出会った人物「カリヤ」とは何者だったのでしょうか…? 原作での決死行の舞台となった香港では、高遠自身が、他の事件よりも増して、金田一くんとの決着に燃えている描写がいくつも見られました。 「平行線」であり、交わらないながらも、いつも隣にあると言っている高遠と金田一くんの運命にも注目です!番外編(その1)高遠少年の事件簿ここで、番外編その1です!それが「高遠少年の事件簿」です。こちらは、高遠遙一の高校生時代に起こった「ある事件」が描かれていました。 原作での連載順で言えば「魔術列車」が初めてだった高遠。 彼は魔術列車では、おとなしくてオドオドした印象もありましたが、実は高校時代から「地獄の傀儡師」としての片鱗も見せていたのかな、と感じてしまいました。そして、終盤の「あのシーン」には驚愕!高遠遙一、この頃から…といったところでしょうか。【2】第2期以降の登場事件さて。 金田一少年の事件簿の「第2期」といいますか、決死行の事件を終えて、いったん連載終了になった後、再開となってからの事件に関して見ていきましょう!具体的に、高遠が関与した事件は、ここまでで「7つ」です! そして「登場と言えるほどまではいかないけれど…」という事件も「2つ」あります。 まず、その2つの事件からご紹介します。[吸血鬼(ヴァンパイア)伝説殺人事件]およそ4年ぶりの連載再開となった吸血鬼伝説ですが、こちらでは高遠遙一は「名前のみ」という、特殊な形での登場でした。吸血鬼伝説の事件を終えて、金田一くんがまた新たな旅に出てしまうときのこと。 金田一くんがもっていた「あるもの」に書かれていた、その名前こそが「高遠遙一」だったのです!はたして、そこに高遠の名前が書かれていた意味とは…?それは、もう少し後に明らかになるのでした。[オペラ座館・第3の殺人]こちらの事件も、高遠は実質「名前のみ」といえる状況だったかと思います。というのも、オペラ座館の事件を終えた剣持のオッサンや金田一くんに対してかかってきたのが、明智警視からの電話! そこで、それまで収監されていたはずの高遠の「脱獄」が明らかになったのでした。 これはもしや、新たな事件のきっかけか…、と思っていたところ、金田一くんたちは新たな舞台で、高遠とまたしても顔を合わせることになるのでした…。[獄門塾殺人事件]オペラ座館 第3の事件までの「放浪の旅」で勉強が遅れていた金田一くん。 なんとかしたいと考えていた美雪ちゃんや草太くんが、金田一くんの学力向上のために考えていたのは、金田一くんを塾に入れることでした。ところが。 近々開かれる獄門塾の3日間の合宿を前に起こったのは、塾生・茂呂井連(もろいれん)が変わり果てた姿で発見されるというショッキングな出来事だったのです。 しかも塾生たちは、今は亡き、かつての同級生に起こった「ある出来事」に、あまり触れてほしく無い様子。 そんな中でも、塾の合宿は脱出不能の宿舎で執り行われていくのでした…。文系・理系とで分けられた月光荘・太陽荘で行われる合宿は、携帯電話や私服さえも許されない、徹底された持ち物管理! そして、キッチリしたタイムスケジュールで進められていきました。 小さな違和感を大切にすることで、金田一史上、最大級のインパクトのトリックが行われていたのかも知れません…。[黒魔術殺人事件]邪宗館の事件に登場した井沢研太郎から、数日前に手紙を受け取っていた金田一くんは、長野県の軽井沢に向かっていました。 井沢が金田一くんに手紙を書いた理由というのが、取引先の会社の人が事件に巻き込まれたというものだったのです。火祀コーポレーション社長・火祀青竜にまつわる、ちょっと不思議な出来事。 やがて金田一くんが到着した葡萄の館には「もともと赤の他人」だという、なにやら訳ありなきょうだい達がいたのでした。 黒魔術の事件は不気味な描写も手伝って、私が初めて読んだ時は、かなり恐怖を覚えました。 数学の一分野「トポロジー」という概念を活かしたトリックは、一度読んだだけで 「あぁ、なるほどね!」 となった方が、どれだけいたでしょうね…?また、金田一くんが高遠遙一だと思った「ある仮面の人物」は、まさかのハズレ…! ここで「痛恨のすれ違い」のようになった展開も、なかなかアツイものでした。[剣持警部の殺人]こちらの事件は…、個人的に感じるものの多い事件でした。 この事件の単体での感想動画でもお話ししましたが、個人的にはこれまでの事件の中で唯一「もう見たくない」とさえ感じた事件でした。 それだけ、同期になった出来事の一部にリアリティがあったからかも知れません。ある日、デスクの上で剣持警部が眺めていたのは、ある事件の写真でした。 3年前の少年事件と剣持のオッサンには、どのような関係があったのでしょうか? 一方その頃、登校途中の金田一くんや美雪ちゃんのもとに、車に乗った転校生が現れたのでした。 そこへ、なぜかその転校生やかつての仲間達のことを妙に気にかける剣持のオッサンがあったのです。 剣持のオッサンはこの先、どんな出来事に巻き込まれていくのでしょうか…?犯人不在の状況でのバスタブのトリックだとか。 第3の事件に関しては、 「あの状況だったら、犯人が剣持のオッサンを5階まで運んでいるんじゃないの?」 と思ってしまうような、犯人のハードワークだとか。 様々なトリックの構成要素が印象的でしたが、地獄の傀儡師・高遠遙一も意外なタイミングで、なんと「ほぼ素顔」の状態で現れていたのでした。[薔薇十字館殺人事件]この事件のあたりから、高遠は自身の「ルーツ」に関する話をし始めるようになりました。ある日、金田一くんに接触を測ってきた、逃亡中の高遠。 リスクを冒してまで金田一くんに協力を持ちかけた理由は、「ローゼンクロイツ」と名乗る人物から高遠の異母妹(いもうと)を守るため。 なんと金田一くんと美雪ちゃんは、高遠と一緒に「薔薇十字館」を訪れることになりました。金田一くんたちと行動を共にすることになった登場人物の多くの名前にも「ある共通点」が見られたり。 たくさんの薔薇の花を使った密室トリックも、なかなかの印象的なものでしたね。 そして「火災を連想させる出来事」が起こった際には、一部の登場人物から、意外な反応もありました。この薔薇十字館の事件を終えて、高遠は自身のルーツを探るようになったのでした。 その経緯は、この先の事件でも少し描かれています。そして、ここからは「金田一少年の事件簿R(リターンズ)」での事件です。 その中で高遠が関与した事件は、全部で3つです![亡霊校舎殺人事件]美雪ちゃんが金田一くんに見せたのは、ミステリー研究会の先輩から貰ってきた廃墟探索ツアーのチラシでした。 そこに書かれていたのは「失われた200キロの金塊」の存在。 興味が湧いた金田一くんは美雪ちゃんと一緒にツアー参加を決意しますがが、上陸した島でなんと、剣持のオッサンや明智警視と偶然一緒になりました。明智警視によると、この事件、高遠遙一が犯人に向けて指示を送っている様子。 徐々に明らかになっていく、島にあった黄金島(こがねじま)中学の元教頭・幽城玄将(ゆうきげんしょう)の存在。 彼の目的は、なんだったのでしょうか?全員にアリバイある状況で発生した第1の事件。 全部の指示がバラバラだった手紙から、参加者がそれぞれとった行動はどんなものだったのでしょうか? そして、犯人が廃墟の見取り図に加えた「仕掛け」によって、何が起こったのか…? 亡霊校舎の事件後、明智警視や金田一くんが 「事件の舞台に誰かの手が加えられている可能性」 を感じ始めました。 これは、高遠本人によるものなのでしょうか。 それとも、高遠遙一に似た気質の「誰か」が、事件の舞台の準備に関わっていたのでしょうか…?[蟻地獄壕殺人事件]学校帰りの金田一くんと美雪ちゃんが訪れたのは、バイトの話を持ちかけてきたいつき陽介の待つ「カフェふくろう」のお店でした。 「実験モニター」と称するそのバイトを行なっていたのは、いつきさんの知り合いの大学教授。でも、いざ現地へ向かってみると、流砂も起こる砂漠の途中に建てられた、かつての軍の収容所が、そこにあったのでした…。 この事件は、服装から行動まで細かくチェックされていた点が特徴的でした。 そんな中で、バイタルと呼ばれた脈拍などのデータや、それぞれの服の色も謎解きにおける重要アイテムの一部となっていましたね。また、事件のたびにかかる鍵も、蟻地獄壕という建物の複雑さを増していたように感じます。 金田一くんのいう「仕組まれたプロトコル」とは、どんなものだったのでしょうか…?この蟻地獄壕の事件の後、「ある人物」に変装していた高遠は、金田一くんたちを交わして逃走してしまいました。 それを受けて「今後も高遠のルーツにまつわる事件が起こるのか…?」と印象づけつつ、「金田一少年の事件簿R」のストーリーとして高遠が関与していた事件は、次の1つでラストとなります。[金田一二三誘拐殺人事件]2018年に「金田一37歳の事件簿」が連載開始となる、その前までに限ればラストとなったのが、この事件でした。金田一くんに「コスプレイベントの保護者」をやってほしいとお願いしてきたフミちゃん。 ある街で行われた「新撰組まつり」のイベントで、フミちゃんは小学生限定の「子供コスプレ隊」に参加したがっていたのでした。 迎えたイベント当日。 コスプレ衣装の準備のために一時的に離れたフミちゃんが、何分経っても戻ってこないことを不審に思った金田一くんや美雪ちゃん。 そのころフミちゃんはもう、謎の仮面の人物に連れ去られていたのでした…。この事件、複雑な路線図や、何度となく行われるカバンの交換などで、ただ読んでいるだけでは混乱してきそうに思います。でも、東京都在住でない私の個人的な意見ではありますが 「渋谷から吉祥寺まで1本で行ける電車があるという点以外は、路線図は覚えなくても大丈夫!」 だと思っています。その吉祥寺駅へ向かう途中の、数分間の出来事。 そして、あるタイミングで事件と関係なく偶然起こった火事は、のちに犯人につながるヒントとなったのでした。この誘拐事件が落ち着いた後のこと。 高遠は、思わぬ場所で、思わぬ人物に紛れ込んでいたことが明らかになりました。 もっとも「高遠はこの人物に紛れていた」と知った上で改めて読み返せば、なるほどと感じるのかも知れませんけれどね。番外編(その2)短編集&スピンオフよりここで、番外編その2です。こちらでご紹介するのが2作品あります!幽霊(ゴースト)ホテル殺人事件こちらは金田一少年の事件簿の事件ではありますが、厳密にはそのスピンオフ「明智警視の優雅なる事件簿」の一作です。 明智警視のロス時代に、マスクマンを名乗る、謎の東洋人のマジシャンの姿を見ていたことが明かされました。 そのマスクマン、どうも高遠と似た様子だったようですが…? この事件に登場したマスクマンは、のちに「金田一少年の決死行」にも登場します。 なので、この「幽霊(ゴースト)ホテル殺人事件」を読んだ上で「金田一少年の決死行」を読んでいただくと、さらに楽しめるかと思います。「犯人たちの事件簿」における魔術列車殺人事件そして、こちらは船津紳平(ふなつ・しんぺい)先生による人気のスピンオフ作品「犯人たちの事件簿」です。その第4巻が、高遠が登場した「魔術列車」の事件の犯人視点でのストーリーです。 「金田一少年の事件簿」「金田一37歳の事件簿」の原作では普段、読むことのできない高遠のコミカルな描写を、ぜひ楽しみましょう。 ただ、犯人たちの事件簿というタイトルだけあって、コミックスの表紙を見せてしまうと、それ自体がネタバレになってしまいます。 なので気になる方は、Googleなどで「犯人たちの事件簿」で検索してみてください。【3】金田一37歳の事件簿での登場事件[歌島リゾート殺人事件]「金田一37歳の事件簿」として描かれた最初の事件。 それは、かつて「オペラ座館」があった歌島にリゾート開発で建てられた施設での、婚活イベントでの出来事でした。イベントを主催する音羽ブラックPR社に、主任として勤務している金田一くんは37歳! ある日、担当することになった縁結びツアーの行き先が、高校生時代に3度訪れ、3度も事件に巻き込まれた「オペラ座館」があった島だったのでした。美雪ちゃんもいない。 剣持のオッサンや明智警視も、長いこと連絡をとっていなかったと見られる、大人になった金田一くん。 あのころとは何もかも変わったからと、胸騒ぎのような思いを抑えつつも、金田一くんはまたしても、事件に巻き込まれてしまうのでした…。でも、この歌島リゾートの事件は、高遠が登場人物に紛れ込んでいたわけではありませんでした。 もちろん、犯人の正体も高遠ではありません。 というのも、この歌島リゾートの事件が起こるずっと前から、高遠はもう監獄に収監されていたからでした。歌島リゾートの事件の後、金田一くんは明智警視や剣持警部と一緒に、高遠のいる刑務所を訪れました。 刑務所にいるなら、金田一37歳の事件簿の世界の犯人たちに指示は出せないはず。 でも…? 高遠にはどうやら「オリンポス12神」と呼ばれる、部下のような存在がいることが示されていたのでした。そんな、刑務所にいる高遠と、なぜか高遠の指示のもと動くオリンポス12神の面々。 歌島リゾートの犯人を含めて、オリンポス12神のメンバーと考えられる人物は、その後の事件にも登場していました。[函館異人館ホテル殺人事件]金田一シリーズでは、特に長編では珍しいかも知れない、1ページ目からもう事件が起こっていたというパターンから、このストーリーは始まりました。 しかも「事件本編の動機につながる出来事」というのではなく「第一の事件」が発生していたという格好では、異例なのではないでしょうか?ある日、仕事として部下の葉山まりんちゃんを伴って、函館の異人館ホテルを訪れた金田一くん。 20年ぶりの訪問に、早くも不吉な予感を覚える金田一くんの周りで、どんな事件が起こっていくのでしょうか…。舞台の上で、二度も起こった事故。 そして「空中密室」と名付けたトリックに、金田一くんが抱いた違和感の正体とは、何だったのでしょうか? 函館異人館ホテルで演じられる舞台に出演する人気グループ「デスペラード」のメンバーたちの関係も、何やらありそうです。この事件にも高遠は関与していたようですが、先ほどの通り、高遠本人は檻の中…。 この状況下では「犯人に指示を出す誰か」の存在がなければ成立しないように思いますが、それは誰なのでしょうか…? そんな思いと前後して、この函館で金田一くんは、長年会っていなかったという「あの人」と再会を果たすことになるのでした。[あやせ連続殺人事件]2022年時点でコミックスが発売されている事件の中では、高遠が登場しているストーリーとして最も新しいのが、この「あやせ連続殺人事件」と言えるでしょう。 この事件は、ある1名を除いて、金田一くんたち事件関係者が行動を共にしていたわけではないという、少し特殊な登場人物の構成パターンだったかと思います。小説の受賞パーティーで突然上映された、不気味な映像。 そして、その後にそっくりな状況で発見された被害者。 犯人に迫ろうとする金田一くんは、3か所にある「あやせ」の町で、どんな出来事に直面したのでしょうか?そして、打ち解けて気楽に話してほしいと設けたカラオケボックスで、金田一くんはどんな手がかりをつかんだのでしょうか?この事件も高遠は例に漏れずに檻の中。 でも、この事件の犯人に関しては、高遠はその能力の高さに太鼓判を推していたり、犯人の人間性を理解していたと考えられる描写もありました。[首なしスキーヤー殺人事件]https://kinda1.web-myoko.net/notes/m2AycJxt[天空の密室殺人事件]https://kinda1.web-myoko.net/notes/6wfSYWlfいかがでしょうか? 「この事件の、こういうところが面白かった!」という感想や、「この事件で高遠の、こういう描写が気になった!」というものがありましたら、お気軽にコメントいただけると嬉しいです。