%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FfoYzdkufxVQ%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E金田一シリーズの事件ごとの感想動画。今回ピックアップするのは、コチラです!「秘宝島」【1】作品のあらすじきっかけは、金田一くんのお母さんと美雪ちゃんがグルになって持ちかけた、新聞の『宝探しツアー』の話でした。発見者にはなんと2億円! このツアーの参加資格試験に見事合格した金田一くんは、美雪ちゃんを『妹』ということにして、一緒に秘宝島へ乗り込みます。しかしそこには、試験会場で見かけた『ある少年』も、参加者として名を連ねていたのです……。【2】事件の主なポイント(ポイント1)山童と日本人形金田一くんたちが悲報島のメインロッジに通された時、すでに第一の事件というべき事態は発生していました。 主人の美作(みまさか)氏の姿はなく、そこにあったのは宝のありかを示す屏風の写しのみ。キーワードは『朱の鳥(あけのとり)』と『山童(やまわら)』。これは単なる宝のヒントではなく、この事件のトリックそのものを示唆していたのかもしれません。 不気味なのが、奥に控えていた山童の人形です。金田一くんが口の中を覗くと、そこにはもう一体の人形のパーツが……。 直後に発見された第一の被害者は、まさにその人形と同じ姿をしていました。さらに気になるのが、執事の岩田が口にした『佐伯(さえき)』という名前に、数名の参加者が動揺を見せたこと。 そして極めつけは、招待客が7人いるのに、椅子や食器が『6人分』しかなかったこと。 茅(かや)刑事が口にした『招かれざる客』とは一体誰なのか?真相は、ぜひ本編でお確かめください!(ポイント2)自給自足の島と複数の「見立て」第2の事件、その重要なポイントの一つは、悲報島における『自給自足』の農業事情です。碧(みどり)の父が、外界から離れても暮らせるように整えたこの環境……。 犯人は一体、これをどんな風にトリックに利用したのでしょうか?事件が起こる直前、犯人は『ある手段』を使って、第2の被害者となる人物の発言を把握していました。 そして翌朝、発見されたのは『ケチャップのついた日本人形』。 その直後に目の当たりにした第2の事件現場は、言葉で表現し難いものでしたが……少なくとも、直前に見つかった人形の様子とそっくりでした。つまり、これは『見立て殺人』だと考えられます。さらに恐ろしいことに、後になって『犯行時刻には全員にアリバイがある』ことが判明。 まさに、不可能犯罪とも呼べる状況だったのです。(ポイント3)コテージの炎の理由第3の事件の前に発見されたのは、無惨にも焼かれた状態の日本人形でした。 しかし、その時は『ある理由』から、犯人の目論見は外れたんだと、誰もが胸を撫で下ろしました。……ですが、そんな安堵も束の間。その日の夜、恐れていた第3の事件が発生してしまいます。 現場となったコテージは、隣接していた第2の事件の現場と共に、激しい火の手に包まれたのです。さらに驚愕だったのは、現場検証の最中に大広間へ戻った時のこと。 テーブルの上には人数分の『あるもの』が置かれ、逆に山童(やまわら)のそばにあったはずの全ての日本人形が、忽然と姿を消していたのです……。【3】事件のキーパーソン悲報島(ひほうとう)の事件のキーパーソン、それは『クリス・アインシュタイン』です!金田一くんたちと同様、試験をパスして参加した一人ですが……。 クリスに関しては、作中で少なくとも2回ほど『招待状』の話になる描写がありましたよね。1回目は話を打ち切って強引に別の話題に変えたり、もう1回は一瞬『え? もしかして……』となるような意味深な反応を見せたり。しかも、クリスには明確な意図を持って『ある人物』をトラップに引っ掛けるような描写までありました。『ある少年の名前』や『コンタクトレンズ』など、気になるキーワードも登場します。果たして、クリスはこの事件の真犯人なのでしょうか?%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FfoYzdkufxVQ%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E【4】まとめ(感想/残った謎/今後に繋がりそうな話)悲報島は、通信機もゴムボートもなく、人間嫌いだった碧(みどり)の父の意向で、週1回の定期便以外は外の世界と完全に遮断されていました。 現代なら携帯電話でなんとかなるかもしれませんが、当時はまさに『孤立無援』。初期の金田一シリーズでおなじみのクローズドサークルですね。到着してすぐ、金田一くん、美雪ちゃん、クリスの3人は島内の鳥居を見て回りました。 緑の鳥居は『ヒスイ』、白の鳥居は『大理石』……では、3つ目の鳥居は何だったのでしょうか?ちなみに、宝のありかに近づくヒントは、理科の『酸化と還元』。原作でも『10円玉とタバスコ』を使った実験で説明されていましたね。あと、冒頭の金田一家の会話も印象的でした。 お父さんの会社が輸出中心だから、円高でボーナスが出ないという話。 これ、社会の授業でも役立ちましたが、『円高=輸出が不利』という認識で合っていますよね?それと、金田一くんの『貧困妄想』もツボでした(笑)。 真壁先輩が内職のバラを踏みつけていたり、明智警視が美雪ちゃんのことを『美雪くん』と呼んでいたり……細かいネタが光っていました。秘宝島の事件の舞台は、金田一くんたちの世界における宮崎県の日向灘。のちの『天草財宝伝説』と見比べるとエリアも遠くなく、共通点も多くて興味深いです。そうそう、柿本・矢荻と旧知の仲だった八十島(やそじま)の意味深な発言もお見逃しなく。「土を掘る前に資料を掘れ!」(金田一少年の事件簿「秘宝島●人事件」より)というのを、発掘の鉄則だと言っていましたが、これはのちに、天草財宝伝説の事件の感想動画でもピックアップしたセリフです。金田一くんの世界における『悲報島(日向灘)』と『天草財宝伝説(天草地方)』。 地理的に『あまり遠くない』この距離感で、同じような発掘作業の鉄則が残されていた点は興味深いですよね。あるいは、これは地域的なものではなく、『土を掘る前に資料を掘れ!』という、宝探し業界に広く浸透している鉄則なのでしょうか? そう考えると、『亡霊校舎』に登場したトレジャーハンター・巴荘十郎も、同じ流儀を持っていたのかもしれません。また、執事の岩田英作についても気になります。 彼は碧(みどり)の父親から手紙を受け、世話役として島に来ていました。 しかし、終盤の『あの展開』を考えると……もしかして父親は、岩田の正体や過去を知った上で彼を雇ったのでしょうか? だとしたら相当な策士ですが、単なる偶然という可能性も捨てきれません。そして、大人になって改めて読み返すと、柿本・八十島・矢荻の振る舞いが強烈に感じられます。特に柿本。自分より年上の岩田を『じいさん』と呼んでいたり。また八十島は『岩田くん』呼ばわりして荷物を押し付けたり……。『世話係だから』と言えばそれまでですが、子供の頃とはまた違った嫌悪感や感情が湧いてきませんか?一方で矢荻は、しきりに『山童(やまわら)』の話をしたがっていましたね。 最初は岩田に止められましたが、その後、鳥居の場所で『悲報島』と呼ばれる由来を語るシーンは印象的でした。でも、最後の一言が余計だったからか、美雪ちゃんに「ちりちり頭」(金田一少年の事件簿「秘宝島●人事件」より)と呼ばれていたのが残念でしたね。謎の箱を持つ女・茅杏子(かや・きょうこ)は、この悲報島(ひほうとう)が初登場! 彼女に関しては、『謎めいたまま現れ、自身の謎を振り撒き、少し回収してはまた謎を残して去る』という、ミステリー漫画としてサービス満点のキャラクターでした。結局、あの箱の中身は何だったのか? いつか明かされる日は来るのでしょうか?一方、医師の火村(ひむら)は、死亡推定時刻を特定する役割で活躍。特に第2の事件直後の『スーパーの肉』の例えは、一般人にも分かりやすかったですね。ここで完全な余談ですが、金田一シリーズの食事シーンって、『墓場島』のようなサバイバル状況を除けば、かなり豪華ですよね? 悲報島でも、ナイフとフォークが並ぶ優雅な夕食や、上品な花瓶が飾られた空間が描かれていました。『怪盗紳士』の事件などもそうですが、裏を返せば『事件さえ起こらなければ優雅な環境』ということかもしれません。個人的に好きだったのが、金田一くんが露天風呂で推理するシーン。『TORURURU(トゥルルル?)』というローマ字の擬音とか。シンプルな棒人間での状況説明が分かりやすく、その後の『BAKOON(バコーン)』も面白かったです。路面コンディションに関しては、『獄門塾』の事件と似たような状況と言えるでしょうか。そして謎解きの最中、金田一くんはある場所で『10年前の写真』を発見します。 写っていたのは、今回のツアーメンバー数名と、当時3歳だった少年……。 この写真の中に、事件の真相へたどり着く重要な鍵が隠されているのかもしれません。その後、金田一くん自身がピンチに見舞われる描写もあり、ハラハラする展開が続きますね。金田一くんは「ある人物」に対してその時のことや、知り得た情報を話して見せましたが、その吹き出しでサブ的に「マガジンでは一回死んだヤツは生き返れないんだぞ!?」(金田一少年の事件簿「秘宝島●人事件」より)と説明していました。金田一シリーズでは、『死んだと思われていたが生きていた』パターンはあっても、一度『死んでしまった』キャラクターが復活することは見当たりませんよね?その前提で考えると、別の事件の『あるキャラクター』も、今後再登場する可能性は低いのかもしれません。さて、悲報島(ひほうとう)の第4の事件ですが、これは犯人にとっても『想定外』だったと考えられます。 真相編での言及に加え、被害者が偶然犯人の『ある場面』を目撃してしまったことや、それまでの3つの事件と共通点が少ないことからも、突発的な犯行だったと言えるでしょう。この謎を解く鍵は、SNSなどでも『オレの彼女が…』といった話題でバズることのある、あの描写です。真相を知った上で見返すと、確かに『それをする必要がないのに…』と違和感を覚えるはずです。さらに深掘りすると、悲報島の犯人と『金田一少年の決死行』の犯人には、奇妙な共通点があると思いませんか? 例えば、『教授の父親に連れられ、幼少期に財宝の場所へ来た』という過去。 『別のキャラクターへの巧みなミスリード』。 そして、『事件の終わりと始まりで、地上への出入り方法が真逆』という構造などなど。ついでに言えば、『茅刑事の箱の中身』と決死行の『手紙の差出人』のように、事件の最後でも回収されなかった謎が残る点も似ていますよね(手紙の差出人はのちに判明)。 ニーズがあれば、このあたりも別の動画で詳しく比較してみたいと思います!%3Ciframe%20width%3D%221280%22%20height%3D%22720%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FzkxFGCIURl0%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%22%20allowfullscreen%3E%3C%2Fiframe%3E