こんにちは! 金田一少年の事件簿・金田一37歳の事件簿の事件の感想動画シリーズ。 今回ピックアップするのは、コチラです! 「銀幕の●●鬼」【1】作品のあらすじ休日の公園を一人歩いていた美雪ちゃん。 彼女に目を止めたのが、不動芸術高校3年生で映画研究部の部長・蔵沢光。 そこで美雪ちゃんは蔵沢から映画のヒロインのオファーを受け、迷いながらも承諾! 蔵沢たちが自主制作した映画「大追跡」は、かつてアマチュア映画祭で入賞したこともあるほど! この映画の、明かされていなかった秘密が徐々に明らかになっていく。【2】事件の主なポイント(ポイント1)映画のシーンの違和感金田一くんが映画「大追跡」を見て最初に違和感を覚えたのが、映画の中の「あるアクション」のシーン。 簡単に言えば「あるシーンではコレだったのに、別のシーンではまったく逆」ということ。 第2の事件が起こった後、金田一くんは剣持のオッサンの協力も得ながら、関係者に対して、それに関する「とある検証」をしていた。 ここから金田一くんは確証を得て、事件は最終章へと進んでいった。(ポイント2)飲み物のコップの個数第4の事件にも少しかかわるのが「飲み物」について。 墓場島でも「飲み物」のシーンが犯人にたどり着く手がかりになったけれど、今回の事件は少し違ったポイント。 犯人にとって想定外だったのは、映画研究部の部室に2人の「予期せぬ訪問者」が訪れてしまったことでは? 飲み物のコップは何とかするとしても…? いや、あまり言い過ぎると良くないけれど、このあたりで犯人の咄嗟の対応が出ることになる。(ポイント3)二重密室トリック今回の事件の注目ポイントは、作者の天樹先生も表紙のウラでコメントされているように、第3・第4の事件で扱われる「二重密室トリック」! そのうえで「内側からもキーを使って施錠しないといけない」というポイントが生きてくる。 第3・第4の事件でのキーワードのひとつになるのが、子犬のポアロ! 怪盗紳士の事件以来、久々の登場! 怪盗紳士の事件以降、金田一くんの家の近所の小松さん(誰!?)が飼っていたのを、フミちゃんが蔵沢の指示で借りてきてもらったということらしい。 ポアロが吠えていたシーンを一通り確認してみると、トリックの手がかりや「犯人にとっての想定外の出来事」が何だったのかが分かるかも? 第3の事件と第4の事件は、ほぼ同時に発生していた。 しかも部室と映写室の鍵は、どちらも複製不可能なもの! さらに事件の関係者にとって両方がそれぞれ密室という、珍しい「二重密室」の状態! 金田一くんはどうやって真相にたどり着くのか?【3】事件のキーパーソンキーパーソンは黒河美穂(くろかわ・みほ) 彼女の「占い」がどれだけ事件に関係してくるのか? また、事件の序盤で着替えを見られて一瞬キッとした表情をしていた。 けれど、それは「着替えを見られた」だけではなくて、後のシーンで明らかになる「彼女の背中」にも関わってくることになる。【4】小ネタのコーナー冒頭で、金田一くんが玲香ちゃんの主演映画を見に行くシーンがある。 美雪ちゃん、佐木くん、フミちゃんと。そこでのやり取りが軽妙というか、ノリが面白い。 ルビが「げいのうじん」ではなく「げーのーじん」とか。 あとは金田一くんが「芸能人は歯が命」と言っていたシーンに時代を感じた。 1998年10月発売のコミックスなので、この時点ですでにCMは終了していたのでは? あと、本物の玲香ちゃんがタイミングよく出てくるのが不思議だった。 蔵沢はこの事件の登場人物の中でも特に異彩を放った人物の一人。 実は個人的に、この事件を読んだ時期と、テレビで子役時代の神木隆之介くんを見た時期がほとんど同じだった。 なので「神木くんが18歳から20歳くらいになる頃に、ちょうど金田一少年のドラマが放送されるなら、蔵沢役は神木くん適任なんだろうなぁ…」と思っていた。 そうしたら!なんと本当に神木くんが蔵沢役で出演! とても嬉しかったのを覚えている。 占い好きの黒河の登場シーンで、美雪ちゃんが誕生日を「11月24日」だと明かすシーンがあった。 美雪ちゃんの誕生日といえば、金田一くんが軽井沢で犯人に疑われた事件でも、そのシーンがあった。 軽井沢のあの事件は秋から冬にかけての時期に起こったということか。 その割には、美雪ちゃんとか、野中という登場人物が少し薄着なシーンもあった気がするが、まあ分からなくはない。 しかし金田一くんはあの事件で、軽井沢近隣の川に飛び込んでいた。11月の軽井沢でそれをやるのはかなりの勇気! その辺りは、あの事件の感想動画でまた詳細にお話しできれば。 事件の途中で、名探偵の孫・金田一くんと、映画界の巨匠の孫・蔵沢光の対比のようなシーンが描かれる。 偉大な祖父を持ちながら、金田一くんの「ブレない軸」のようなものを感じさせてくれる。 そういえば、第4の事件まで起こった後に記録係の星野が「部室を整理するように」と指示を受けたと話していたが、その顧問の先生が1回も登場していない! これは漫画だからなのか? 顧問も無関係ではいられないと思うけれど。 金田一くんの事件には、動機の部分で「この人たちの食い違いが防げていたら?」「周りに気づいてあげられる人がいたら?」と感じてしまうものが多い。 今回の事件の動機も、少なからずそのように感じる部分がある。 せめて映画研究部の彼らが「あの事実」を隠さなければと思うと、悔やまれる。