「高遠遙一の父親!」「実は過去のストーリーに登場していたんじゃないかと、睨んでいます!」こんにちは! いつもご視聴いただき、ありがとうございます。「金田一を語る人」の今回のテーマは、『【金田一少年の事件簿】徹底考察!地獄の傀儡師・高遠遙一と気質の似た父親とは?(2025年ver.)』です。金田一少年の事件簿のストーリーの中では、いくつかの事件の舞台に、不可解な印象を抱く描写がありました。 具体的には「薔薇十字館」や「亡霊校舎」です。そこでは、地獄の傀儡師・高遠遙一が関与した事件が起こったものの、その舞台を用意した人物として、「高遠と似た気質の父親」という人物の存在が、ほのめかされていたのではないでしょうか?今回の動画は、その高遠遙一と似た気質の人物が誰なのかという予想・考察を、いくつかの理由とともにご説明します。「その人物」と、高遠遙一との接点や共通点は何か? 高遠と似た気質の父親が「彼」だとして、話のスジは通るのか? そういった点を、お話ししていきます。高遠の父親を暗示する?3つのキーワード当チャンネルでは、高遠と似た気質の父親が、これまでの金田一少年の事件簿のストーリーに登場した人物ではないかという予想を持っています。 その人物ではないかと考える「根拠」となるキーワードは3つです!1つ目が「似た気質」2つ目が「桜」3つ目が「明智警視」それぞれ、順にご説明します!【1】キーワード「似た気質」そもそも。高遠遙一(たかとおよういち)と言えば、金田一シリーズにおいて、主人公の金田一くんの「最大の敵」ともいえる登場人物です。 こんな人と似た気質を持った人。 本当に…、いるのでしょうか??当チャンネルは、その人物を、過去のストーリーから見つけました!仮に、高遠と似た気質の父親という人物が「未登場のキャラでない」と仮定します。だとすると、その人物は、かなり有力なのではないかと考えています。高遠と気質の似た父親。その人物について、登場した事件での描写から、少しご紹介します。「彼」は学生時代から、周囲も驚くほどの「自称」完全犯罪の計画を立てていた。そして彼は、それらの計画をファイリングして、学生時代の仲間達に見せていた。でも彼は、それらのほとんどを、実行しなかった。ただ一つ。金田一くんたちの世界での「現金強奪事件」を除いては。ここまでのお話で、 「この人のことかな?」 と、誰かの存在が浮かんだ方は、いらっしゃるでしょうか?あくまで個人的な予想ですが、高遠と似た気質の父親。 それは、この人だと思います。狭山恭次(さやま・きょうじ)私は、狭山恭次こそが、高遠と似た気質の父親ではないかと思います。狭山恭次とは?ここで、狭山恭次について、簡単に触れておきましょう。狭山が登場したのは「蝋人形」の事件です。 狭山は、この蝋人形城の事件が起こる「きっかけ」となった出来事、金田一シリーズの世界での現金強奪事件を「完全犯罪」として計画した人物でした。 ちなみに蝋人形城は、テレビドラマでも放送されました。 1995年の、堂本剛くんが演じた初代・金田一少年で、第1シリーズの最後の事件として放送されました。ところで、原作では「狭山とおぼしき人物」は、蝋人形城が焼け落ちた後に一応発見されました。 骨だけになっていた、当時20歳程度の人物。 剣持のオッサンの説明によると、城の下に埋められていたのは狭山でまちがいないだろう (金田一少年の事件簿「蝋人形城殺人事件」より)とのこと。この「だろう」という表現。私は、ここに疑問を投げかけたいのです。蝋人形城より前の「異人館村」の事件では、教会で起こった事件を調べるために、指紋からDNAまでさまざまな調査方法を用いていました。なのに。蝋人形城の例のシーンでは、狭山「だろう」という程度の判断に終わっていたのです。蝋人形城の地面の下から発見されたのは、本当に狭山だったのでしょうか…?仮に。狭山が蝋人形城が建つはずの場所から脱出していて、なおかつ、金田一少年の事件簿の世界以降も健在だったと仮定しましょう。 蝋人形城の原作では、狭山たちが埋められたのは「20数年前」といった表現が用いられています。 つまり、ピッタリ20年前かもしれませんし、29年前かもしれません。この前提のもとで、いったん高遠遙一の話をしてみましょう。高遠は、金田一37歳の事件簿の世界においては「43歳」と、公式ガイドブックに書かれています。 つまり、金田一少年の事件簿の世界では「23歳」という計算になりますね。 つまり、狭山が仮に、のちに蝋人形城が建つ場所から脱出していたのが「23年前〜24年前」あるいは、それ以上前だとしたら、狭山が高遠の父親だとしても、時系列的には、おかしくありません。ちなみに高遠の「育ての父親」とは違います。高遠の「育ての父親」の存在は、回想やスピンオフで何度か登場しているのですが、あの人物が発するセリフからして、彼は「実の父親」ではないと考えられます。さて。もしも狭山が高遠の「実の父親」だとしたら、こういったストーリーが成り立つはずです。のちに蝋人形城が建つ場所から脱出マジシャン近宮玲子と出会い、彼女との間に高遠遙一が誕生その後、近宮とは別の人生を歩み、美咲蓮花との間に月読ジゼルが誕生このようなシナリオならば、狭山だとしても、時系列的には「高遠の実の父親」の可能性もあるわけです。狭山と高遠の似ているところ・似ていないところここで、狭山と高遠の「似ている点」「異なる点」を、いくつか挙げておきましょう。まず挙げられるのは、狭山も高遠も、金田一シリーズのストーリーで「完全犯罪」というキーワードを掲げる、限られた人物であるという点です。狭山と高遠以外に「完全犯罪」という言葉を使った人物が、どれだけいたでしょうか?一方で、異なる点も見受けられます。まず、狭山は 「数々の計画を考えても、それらを実行しなかった」 という点が挙げられます。その反面、高遠は、 「計画を立てては、金田一くんたちの前で実行に移してきた」 という点が挙げられますよね? この部分が、決定的に異なります。この「親子で似ているけれど、特徴の面で正反対の部分がある」という点は、今回のお話の後半でまた触れる予定です!ところで。そんな狭山と高遠ですが、それぞれ初登場の事件で「例外」が発生したという意味では、共通しているとも言えそうです。具体的に。まず狭山にとっての「例外」ですが、 「完全犯罪の計画を立てながら実行しなかったけれど、例の現金強奪事件だけは実行に移した」 という点。そして、高遠にとっての「例外」とは、何を指しているか。 「完全犯罪の計画を立てて実行してきたけれど、魔術列車の第4の事件だけは自身が手を下さなかった」 という点です。魔術列車の第4の事件、それはマジシャンの「ピエロ左近寺」が、彼の師匠でもあり高遠の母親でもある近宮玲子のトリックノートに書かれていた 「無重力岩 天外消失」 のトリックを、実行してしまったことにより発生したものでした。 左近寺のトリックノートにのみ書かれていたそのマジックが、高遠が一眼で見て分かった「欠陥」だったからこそ、高遠は左近寺に自ら手を下さなかった、という考えもできるのではないでしょうか?厳密に調べていくと違う部分はあるかもしれませんが、ここまでのお話で、狭山と高遠が「似た気質」というにはアリだと思います。【2】キーワード「桜」2つ目のキーワードは「桜」です。でも。「ちょっと待って!」 と思った方も、いらっしゃったかもしれません。なぜならば、高遠遙一というキャラクターから連想する花は「薔薇」のはず、だからです。確かに、高遠遙一から連想する花は「薔薇」で間違いありません。ですが「高遠」というキーワードから連想する花としては「桜」も含まれると考えられます。何を言いたいかというと…「長野県・高遠」この「高遠」というのは、信州随一の「桜」の名所です。これまで、金田一少年の事件簿などで、長野県を舞台にした事件を描かれて来た作者の先生方。ならば「高遠」という地名を知っていても、おかしくないハズです。一方で「狭山」と「桜」のつながりはどうでしょうか。 こちらは、大阪狭山市の木が「桜」だったのです。大阪狭山市HPへ(外部リンク)また「市の歌」というものがあって、そちらの歌詞の中にも「桜」というワードが登場します。これに関しては、ただの偶然かも知れません。 桜を「市の木」に定めている街は他にもたくさんありますからね。 でも、一応可能性は残しました。【3】キーワード「明智警視」そして3つ目のキーワードは「明智警視」です。金田一シリーズでは、金田一くんVS高遠遙一のみの展開だけではなく、明智警視も、高遠との関連性を暗示すると思われる描写がありました。その一例が、狭山も登場する、先ほどからお話ししてきた蝋人形城の描写です。蝋人形城のラストでは、なんと、狭山が起こした事件を追っていた刑事が、明智警視の父親だったことが判明したのです!けれども、明智警視の父親は事件を解決に導くことなく、時効を迎えました。その後、明智警視の父親は、自分で責任を負って、刑事を退職していたそうです。ここでピックアップしたいのが、今回の前半で、狭山と高遠に関して考察した「親子で似ているけれど、特徴の面で正反対の部分がある」 という部分です。この関係は、狭山と高遠だけでなく、明智警視の親子の関係でも成立しないでしょうか?明智警視は、金田一シリーズのファンにとっては説明不要なほど「エリート」の代名詞です。 自身がいうには、東大卒で、警視庁の「キャリア組」として、エリートコースを突き進んで警視の立場までのぼっていきました。このような明智警視の描写からは、その家庭環境が、もっと具体的に言えば、「明智警視の父親が、息子である明智健吾と同じくらい、エリート街道を歩んできたのでは?」 という予想をしてしまうのです。でも!実際には、明智警視の父親に関しては、息子である明智警視は、このように話していました。現場の叩き上げで科学捜査に頼ろうとしない古いタイプの刑事でした (金田一少年の事件簿「蝋人形城殺人事件」より)来る日も来る日も必死になって捜査を続け何週間も家に帰らないこともざらでしたよ (金田一少年の事件簿「蝋人形城殺人事件」より)いかがでしょう…?明智警視の父親の、このような表現。まるで、息子である明智警視と「正反対」にも見えないでしょうか?ここで、2組の関係を整理してみます。「数々の計画を考えても、それらを実行しなかった」 という狭山に対して「計画を立てては、金田一くんたちの前で実行に移してきた」 というストーリーが数々、描かれてきた高遠。現場の叩き上げで刑事として活躍してきた、明智警視の父親。それに対して、警視庁キャリア組として、エリート街道を進んできた明智警視。でも「刑事としての責任感の強さ」が明智親子で共通しているのは、言うまでもないでしょう。父親と息子で正反対な特徴を持ちながら、根っこの部分に共通点が見られる、2組の親子。もしも、です。今後の「金田一37歳の事件簿」や「金田一パパの事件簿」あるいは「金田一少年の事件簿」のまだ描かれていないストーリーなのかも知れませんが、そこで、高遠との関係に、一定のケリがつくとしたら、どうでしょうか?高遠に関する展開が決着して、そして、いずれ登場するかもしれない狭山との間にも「区切り」をつける展開が、明智さんに関して描かれるなら…?そこには、長い時を超えた思いが、あるのではないでしょうか…?